ゴキブリ対策として広く使用されている「ごきぶりホイホイ」。
設置するだけでゴキブリを捕獲できる手軽な商品ですが、使用期限や効果が気になる方も多いのではないでしょうか。
特に、未開封や開封後の有効期限、誘引剤の消費期限、期限切れの影響など、適切に使うための情報を知っておくことは重要です。
本記事では、ごきぶりホイホイの使用期限や適切な捨て方を解説します。
また、捕獲までの日数、設置しても捕まらない原因、さらには『ゴキブリホイホイで逆に増える?』といった疑問についてもお答えします。
ぜひ参考にしてください!
この記事で以下のことが分かります。
ポイント
- ゴキブリホイホイの未開封・開封後の有効期限や消費期限
- 期限切れのごきぶりホイホイの効果や使用可否
- 設置後の捕獲までの期間や捕まらない原因
- 適切な捨て方や捨て時の判断基準
ゴキブリホイホイの期限は?
- 未使用・未開封のごきぶりホイホイの有効期限・期間
- 開封後の消費期限・捨て時
- 誘引剤の賞味期限・使用期限
- 期限切れ効果のゴキブリホイホイを使うとどうなる?
- ゴキブリホイホイは設置して何日で捕まる?
未使用・未開封のごきぶりホイホイの有効期限・期間
未開封のごきぶりホイホイは、製造後約3年から5年の間、効果を維持するとされています。
アース製薬の製品情報によれば、未使用・未開封の商品の場合、製造後少なくとも3年は安心して使用できるとされています。
ただし、未開封でも保管環境によっては劣化が進む可能性があります。
高温や湿度の高い場所での保管は、粘着力や誘引効果の低下を招く恐れがあります。
そのため、直射日光を避け、湿度の低い涼しい場所での保管が重要です。
特に、台所や浴室など湿気の多い場所で保管しない方がいいでしょう。
未開封で長期間保管した製品を使用する際には、劣化の有無を確認することが重要です。
粘着シートの粘着力が低下していたり、誘引剤の効果が薄れている場合、十分な効果が得られない可能性があります。
そのため、長期間保管した製品を使用する際には、まず粘着力や誘引剤の状態を確認し、必要であれば新しい製品に交換することをおすすめします。
結論として、未開封のごきぶりホイホイは適切な保管環境下で製造後約3年から5年は使用可能とされていますが、保管環境や製品の状態によっては劣化が進む場合もあります。
使用前には製品の状態を確認し、効果が十分でないと感じた場合は新しい製品の使用を検討してください。
開封後の消費期限・捨て時
この商品は開封後は約1ヶ月間、粘着力を保ち続けます
しかし、それを超えると粘着シートが乾燥し、捕獲率が低下するため、新しいものに交換することが推奨されます。
ゴキブリホイホイの効果が時間とともに低下する理由の一つとして、粘着剤の性質があります。設置後しばらくすると、空気中のホコリや湿気の影響を受け、粘着力が弱まってしまいます。
さらに、誘引剤の香りも時間の経過とともに薄れ、ゴキブリを引き寄せる力が落ちるため、捕獲率の低下につながります。
このため、1ヶ月ごとの交換が理想的です。
ゴキブリホイホイを効果的に使うためには、開封後1ヶ月を目安に交換し、未開封の製品は適切な場所に保管することが大切です。
【アース製薬Q&A】「ごきぶりホイホイ+」は設置してからどれぐらい使えますか。
誘引剤の賞味期限・使用期限
誘引剤の賞味期限についての記載は見つけられませんでした。
いずれにせよ開封前は3年~5年、開封後は1ヶ月がゴキブリホイホイの使用期限となっています。
期限切れ効果のゴキブリホイホイを使うとどうなる?
期限切れのゴキブリホイホイは効果が低下する可能性が高いため、新しいものに交換することをおすすめします。
ゴキブリホイホイの粘着シートや誘引剤の効果が時間とともに減少するためです。
特に、開封後の製品は設置環境や経過時間によって粘着力が低下し、ゴキブリを効果的に捕獲できなくなることがあります。
ゴキブリホイホイは設置して何日で捕まる?
結論としては、設置環境やゴキブリの生息状況によって異なりますが、一般的には数時間から数日以内に捕獲されることが多いです。
ただし、設置の仕方によっては一週間以上かかる場合もあります。
ゴキブリは夜行性で、光の少ない場所を好みます。
また、部屋の隅や家具の裏などを移動する習性があり、ゴキブリホイホイの設置場所が適切でない場合、なかなか捕まらないことがあります。
例えば、キッチン周辺にゴキブリホイホイを設置した場合、食べ物のカスが残っていると、それに引き寄せられてホイホイに入らないことがあります。
逆に、食べ物が少ない場所に設置すると、ホイホイの誘引剤の匂いに興味を持ちやすくなり、比較的短時間で捕まる可能性が高まります。
また、部屋の隅や壁際に沿って設置すると、ゴキブリの移動ルートに自然に入りやすくなるため、捕獲する可能性が高くなります。
最終的に、ゴキブリホイホイを効果的に使うには、設置場所や環境を整えることが重要です。
こまめに掃除を行い、エサとなる食べかすや水分を減らすことで、ゴキブリホイホイの誘引効果を高めることができます。
また、粘着力の劣化を防ぐために定期的に交換し、設置後数日経っても捕まらない場合は場所を変更してみるとよいでしょう。
ゴキブリホイホイは一度にたくさん仕掛けるのがおすすめです。
多少設置場所が悪くてもどれかに引っかかる可能性が高いです。
どれにも引っかからなかったら、ゴキブリはいないとみていいのではないでしょうか?
ゴキブリホイホイの期限は?その補足事項
以下ゴキブリホイホイについてのおまけ情報を書いています。最後までご覧ください。
- アースごきぶりホイホイの捨て方
- ホイホイでゴキブリが捕まらない、逃げ出すことはある?
- ゴキブリホイホイを使うと逆に増える?
- ゴキブリホイホイの期限は?まとめ
アースごきぶりホイホイの捨て方
捨てる際には、できるだけゴキブリに触れない方法はないのでしょうか?
例として、使い捨ての手袋を装着したり、ビニール袋を裏返して掴む方法を使うと衛生的に処理できます。
さらに、ネットで調べたところ、ゴキブリホイホイを捨てるのに使用する道具として「トング」「割りばし」「軍手」「100均で販売されているマジックハンド」などが挙げられています。
これらの道具を使えば、直接手を汚すことなく安全に処分できるため、準備しておくと便利かもしれません。
ゴキブリホイホイを袋に入れたら、しっかりと口を閉じ、密閉して可燃ごみとして処分するとよいでしょう。
ゴミ袋の中で万が一ゴキブリが動き出すことが不安な場合は、殺虫剤を吹きかけてから袋を閉じると、より安全に処理できます。
私はゴキブリホイホイが苦手であまり使わないですね。
万が一家で見つかった場合は毒餌を仕掛けます。
でも毒餌は死骸を見つけるのが難しくなっちゃうのが弱点かな。
ホイホイのいい所は死骸が処理できることですね。
ホイホイでゴキブリが捕まらない、逃げ出すことはある?
ゴキブリホイホイの粘着力は非常に強力です。
従って本来であれば、粘着面に触れた時点でゴキブリは動けなくなるはずなので、逃げ出すことはまずないでしょう。
ただ全くないとも言えないので、逃げ出してしまうケースについて考察します。
まず、長期間設置したままでゴミやホコリが付着すると、粘着力が低下することがあります。
また、すでにほかのゴキブリが捕まっている状態では、その上を歩くことで粘着面に直接触れずに通過できることも考えられます。
これらの理由から、設置しても期待通りに捕まらないことが、まれにあるかもしれません。
又他にも
・ゴキブリが粘着トラップの上を歩く前に、油の多い場所を通っていた場合、腹部や脚に油が付着し、粘着面の効果が薄れる
・トラップの剥離紙を剥がし忘れていた
・市販のメーカー品ではなく、品質が不十分な安価なものを使用した場合、粘着力自体が弱かった
等があげられます。
ゴキブリホイホイを使うと逆に増える?
一部では「ゴキブリホイホイを使うと逆にゴキブリが増えるのではないか」と心配する声もあります。
結論から言えば、適切に使用すればゴキブリホイホイが逆効果を招くことはありません。
むしろ、正しく設置することで効果的にゴキブリを減らすことが可能です。
この疑問が生まれる理由の一つに、ゴキブリホイホイの誘引剤があります。
ゴキブリホイホイにはゴキブリを引き寄せる匂いが含まれており、近くに潜んでいるゴキブリをおびき寄せます。
このため、ホイホイを設置すると一時的にゴキブリが増えたように感じることがあります。
しかし、これは単に隠れていたゴキブリが表に出てきただけであり、ホイホイが逆効果になっているわけではありません。
また、ゴキブリホイホイの誘引効果は限定的であり、家の外から新たにゴキブリを呼び寄せるほどの強さはないため、正しく使えば問題はありません。
結論として、ゴキブリホイホイは正しく使用すれば効果的なゴキブリ対策となります。
一般家庭に入ってくる大きなゴキブリは大抵クロゴキブリです。
クロゴキブリが餌を感知する範囲はせいぜい数メートルとそこまで広くはありません。
クロゴキブリが家に入ってきてしまう大きな理由は、食べ物ではなく寒さをしのぐためと言われています。
真夏より、寒くなる秋口にゴキブリをよく見る理由はそのためです。
他にも毒餌で外からゴキブリを引き寄せてしまうという話がありますが、そのようなことはありえないとメーカーの人も言っています。
ゴキブリホイホイの期限は?まとめ
記事のポイントをまとめます。
- ゴキブリホイホイの未開封時の有効期限は3〜5年とされる
- 開封後は約1ヶ月で効果が低下するため交換が必要
- 期限切れのごきぶりホイホイは粘着力や誘引剤の効果が弱まる
- 高温多湿の環境では劣化が早まるため適切な保管が重要
- 設置後の捕獲期間は数時間から数日だが、環境によって異なる
- 捕まらない場合は設置場所や誘引剤の状態を見直すべき
- 逃げ出す原因として粘着面の劣化やほこりの付着がある
- ゴキブリホイホイの捨て方は袋を密閉し可燃ごみとして処分する
- 直接触らず処分するためにトングや手袋を活用するとよい
- ゴキブリホイホイは適切に使えばゴキブリを逆に増やすことはない
- 誘引剤の匂いはゴキブリを引き寄せるが、家の外から呼び込むほどではない
- 設置場所によって捕獲率が変わるため、壁際や隅に設置すると効果的
- 期限切れのものは粘着力が低下しやすいため早めの交換が望ましい
- アースやコンバットなど他のゴキブリ対策と併用すると効果が高まる
- 設置後にゴキブリが捕まらない場合は、場所の変更を試すとよい