ブラックキャップを使ってゴキブリ対策を試みたものの、ゴキブリが増えたと感じて不安に思う人が増えています。
この記事では、ブラックキャップでゴキブリが増えたのではないかという疑問に焦点をあてて、その効果や真相を解説します。
また、ゴキブリキャップとどっちがいいのか、ゴキブリホイホイとの違い、さらにはゴキブリコンバットとの比較まで検証しています。
この記事で以下のことが分かります。
ポイント
- ブラックキャップがゴキブリを増やすのか
- 他の商品との比較で自分に合ったゴキブリ対策を選べる

ブラックキャップでゴキブリが増えた?
- ブラックキャップはゴキブリを引き寄せる?逆効果?
- チャバネゴキブリ対策にブラックキャップは効果があるのか
- ブラックキャップとゴキブリキャップはどっちがいい?
- ブラックキャップとゴキブリコンバットはどっちがいい?
- ブラックキャップとゴキブリホイホイはどっちがいい?
ブラックキャップはゴキブリを引き寄せる?逆効果?
ブラックキャップを設置すると外からゴキブリを呼び寄せて逆効果になるのでは、という心配はほとんど不要です。
製造元のアース製薬によると、誘引効果が及ぶ範囲は半径1~2m程度と限定的です。
そのため、家の外や遠くにいるゴキブリを引き寄せるほどの強力な誘引力はありません。
【アース製薬Q&A】「ブラックキャップ」が外や隣家からゴキブリを誘引することはないですか。
SNSの口コミや専門家の意見でも、家の中に侵入した、あるいは潜んでいるゴキブリを効果的に駆除するアイテムとして評価されています。
チャバネゴキブリ対策にブラックキャップは効果があるのか
日本の屋内によく出る代表的なゴキブリはクロゴキブリかチャバネゴキブリです。(※クリックすると画像が出てきます)
クロゴキブリは主に一般家庭に侵入する大きなゴキブリで、チャバネゴキブリは、一年中温かい飲食店でよく大量発生する業務用のゴキブリです。
チャバネゴキブリにもブラックキャップは効くのでしょうか?
結論から言うと、チャバネにもブラックキャップは一定の効果を発揮します。
ただし、チャバネゴキブリは繁殖力が非常に強いため、市販のもので自分だけで対処しようとするのはやめた方がいいでしょう。
コロニーを見つけた場合は、各地区の保健所やペストコントロール協会、もしくは業者に駆除を依頼したほうがいいです。

ブラックキャップとゴキブリキャップはどっちがいい?
どちらが良いかは目的によります。
早くゴキブリを駆除したいなら、即効性成分フィプロニルを含む「ブラックキャップ」がおすすめです。
食べたゴキブリを短時間で退治できます。
一方、死骸をなるべく見たくない場合は、遅効性のホウ酸が主成分の「ゴキブリキャップ」が適しています。
ホウ酸の効果でゴキブリは脱水症状になり、水を求めて屋外や排水溝で死ぬことが多いため、室内で死骸に遭遇する可能性を減らせます。
ただし、ブラックキャップは室内に死骸が残る可能性があり、ゴキブリキャップは効果が出るまでに数日かかるのが難点です。
即効性を取るならブラックキャップ、死骸処理の手間を減らしたいならゴキブリキャップと、状況に応じて選びましょう。
ブラックキャップとゴキブリコンバットはどっちがいい
ブラックキャップとコンバット、これはどちらを選んでもあまり変わらないでしょう。
この二つの商品は、ゴキブリを退治するための毒餌剤として広く知られていますが、使用している成分が異なります。
ブラックキャップはフィプロニルという成分を使っていて、ゴキブリが食べると短時間で効果を発揮します。
一方、コンバットはヒドラメチルノンを主成分としており、フィプロニルより少しだけ遅効性の毒となっています。
ただしどちらもゴキブリの根絶に絶大な効果を発揮する優れた商品であることには変わりません。

ブラックキャップとゴキブリホイホイはどっちがいい?
ブラックキャップとゴキブリホイホイ、どちらがいいかは目的次第です。
巣ごと駆除したいならブラックキャップが適しています。
一方、目の前のゴキブリをすぐに捕まえたい場合や侵入経路を知りたい場合はゴキブリホイホイが便利です。
ブラックキャップのような毒餌のいい所は死骸を処理する必要がない点です。
しかし、どこで死んでいるのかが分からないので、死骸処理をしたい人には不向きかもしれません。
一方、ゴキブリホイホイのような粘着トラップのいい所は死骸が処理できる所です。
ただ、ゴキブリが苦手でも死骸を処理しなければならないのが難点になります。
巣ごとの駆除を狙うならブラックキャップが頼りになりますし、目の前のゴキブリをすぐに対処したい、あるいは侵入経路を調べたいならゴキブリホイホイが役立ちます。
ブラックキャップでゴキブリが増えた?おまけ
以下ブラックキャップやゴキブリについてのおまけ情報を書いています。最後までご覧ください。
- ブラックキャップはゴキブリ以外にも効果あり?
- ブラックキャップのそばでゴキブリが死んでた原因
- ゴキブリを見失った時のおすすめの対処方法
- ブラックキャップでゴキブリが増えた?まとめ
ブラックキャップはゴキブリ以外にも効果あり?
ブラックキャップはゴキブリだけでなく、他の害虫にも一定の効果を発揮することがあります。
特にムカデやダンゴムシ、クモといった小型の虫に対して影響を与える可能性があるとされています。
フィプロニルは摂取した虫の神経を過剰に刺激し、動きを止める効果を持つため、ゴキブリ以外にも同様の仕組みで作用するのです。
また、ブラックキャップは餌として虫を引き寄せる設計になっているため、ゴキブリ以外の虫が食べに来る可能性もあります。

ブラックキャップのそばでゴキブリが死んでた原因
ブラックキャップのそばでゴキブリが死んでいる場合、その主な原因はブラックキャップに含まれる毒餌がゴキブリに効果を発揮したからです。
この商品は、ゴキブリを駆除するために開発されたもので、フィプロニルという成分が主に使われています。
フィプロニルは、ゴキブリの神経系に作用し、摂取した個体を死に至らしめる仕組みを持っています。
ゴキブリがブラックキャップの餌を食べると、その毒が体内に取り込まれ、やがて死に至るのです。
さらに、この毒はゴキブリの巣に持ち帰られ、他の個体にも広がる可能性があります。
そのため、ブラックキャップの近くで死骸が見られるのは自然な結果と言えます。
ゴキブリを見失った時のおすすめの対処方法
ゴキブリを見失うと、見つけ出すのに大変な苦労をするでしょう。
以下の記事では、ゴキブリを見失った時の対処法を述べているので参考にしてください。

ブラックキャップでゴキブリが増えた?まとめ
記事のポイントをまとめます。
- ブラックキャップはゴキブリを増やす逆効果ではない
- 効果範囲は半径1~2mで外からの誘引はほぼない
- 毒餌が連鎖的に巣のゴキブリを駆除する
- SNSでもゴキブリが減ったとの声が多い
- ゴキブリの生息場所に設置するのが効果的だ
- ブラックキャップは即効性のフィプロニルを使用する
- ゴキブリキャップは遅効性のホウ酸で死骸処理が楽だ
- ゴキブリコンバットは巣全体にじっくり効く
- ゴキブリホイホイは捕獲で侵入経路が分かる
- ブラックキャップはゴキブリ以外にも効果がある
- チャバネゴキブリには効果はあるが繁殖力に注意だ
- ブラックキャップ近くで死骸が見られるのは正常だ
- ゴキブリを見失った時の対処法も参考になる
- 設置場所を冷蔵庫下などにすると効果が上がる
- ブラックキャップゴキブリ増えた心配は過剰ではない