ゴキブリ 玉ねぎと検索する方は、なぜゴキブリが玉ねぎを好きなのか気になりますよね。
玉ねぎの匂いがゴキブリを引き寄せる理由や、ベランダで玉ねぎを吊るすとどうなるかを解説します。
また、ゴキブリ対策としての保管場所の選び方もご紹介します。
この記事で以下のことが分かります。
ポイント
- ゴキブリが玉ねぎを好む理由
- 玉ねぎの保存方法とゴキブリ対策

ゴキブリはたまねぎが好き?
- なぜゴキブリは玉ねぎが好きなのか
- ベランダに玉ねぎを吊るすとゴキブリは寄ってくる?
- 玉ねぎのおすすめの保存場所
- 玉ねぎ収納保管場所は常温保存か冷蔵庫かどっちがいい?
なぜゴキブリは玉ねぎが好きなのか
ゴキブリが玉ねぎを好む理由は、玉ねぎに含まれる特定の成分が彼らの食欲を刺激するからです。
ゴキブリは雑食性で、さまざまな食べ物を食べることで知られていますが、玉ねぎにはアリシンという硫黄化合物が含まれています。
このアリシンは、玉ねぎを切ったときに涙が出る原因となる刺激的な匂いを発します。
ゴキブリはこの匂いに敏感で、食べ物として認識しやすいのです。
さらに、玉ねぎは水分が多く、糖分も含まれているため、ゴキブリにとって栄養価が高い食べ物として魅力的です。
実際に、ゴキブリ駆除用のトラップやホウ酸団子を作る際、玉ねぎを混ぜることがあります。
また、玉ねぎだけでなく、ニンニクやネギなど、同じアリシン系の成分を含む食材もゴキブリに人気です。
これらの食材が冷蔵庫の外に放置されると、ゴキブリが寄ってくる確率が高まります。
ゴキブリが玉ねぎを好むのは、アリシンという成分や栄養価の高さが彼らの本能を刺激するからです。
ベランダに玉ねぎを吊るすとゴキブリは寄ってくる?
当然、ベランダに玉ねぎを吊るすと、ゴキブリが寄ってくる可能性があります。
玉ねぎの匂いがゴキブリを引き寄せるため、注意が必要です。
ベランダは風通しが良く、匂いが広がりやすい環境のため、玉ねぎを吊るすとその香りがゴキブリを引き寄せる可能性が高まります。
また、ゴキブリは湿気や暗い場所を好むため、ベランダの隅や物陰に隠れながら匂いに誘われて近づいてくることがあります。
玉ねぎを長期間吊るしておくと、匂いだけでなく、万が一腐敗が始まるとさらにゴキブリを呼び寄せる要因になりかねません。

おすすめの保存場所は?常温保存か冷蔵庫かどっちがいい?
玉ねぎをゴキブリから守るためには、冷蔵庫の野菜室での保存がおすすめです。
常温で放置したり、風通しの良い場所に吊るしたりすると、ゴキブリを引き寄せる可能性が高まります。
冷蔵庫の野菜室は低温で匂いを抑えられるため、ゴキブリが近づきにくい環境を作れます。
玉ねぎを新聞紙で一つずつ包み、ポリ袋や密封容器に入れるとよりいいでしょう。
新聞紙が湿気を吸収し、密封容器が匂いを閉じ込めるため、ゴキブリが寄ってくる心配が減ります。
この方法なら、1か月程度は鮮度を保てます。
ゴキブリ対策を考えるなら、冷蔵庫の野菜室での密封保存したほうがいいでしょう。
野菜の冷凍保存
野菜は冷凍保存もおすすめです。
栄養が壊れずに、長期間保存できます。
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ゴキブリはたまねぎが好き?おまけ
以下ゴキブリの食事について書いています。最後までご覧ください。
- ゴキブリは卵を玉ねぎに産み付けることはある?
- ゴキブリはじゃがいもも好き?
- ゴキブリが嫌いなもの
- ゴキブリが食べる生き物
- ゴキブリは玉ねぎの皮の匂いに寄ってくるのか
- ゴキブリはたまねぎが好き?まとめ
ゴキブリは卵を玉ねぎに産み付けることはある?
ゴキブリが卵を玉ねぎに産み付けることは、基本的にはありません。
ゴキブリは産卵場所として特定の条件を好むため、玉ねぎそのものを選ぶ可能性は低いです。
ゴキブリが卵を産む場所は、暖かく湿気があり、暗くて狭い場所が一般的です
食べ物が近くにある環境も好まれますが、玉ねぎはゴキブリにとって産卵に適した場所とは言えません。
玉ねぎの表面は滑らかで乾燥しやすく、ゴキブリが卵を固定しにくい構造です。
ゴキブリの卵は「卵鞘」と呼ばれる硬い殻に包まれており、産み付ける際は安定した場所を選ぶ習性があります。
そのため、玉ねぎのような野菜の表面よりも、家具の隙間やダンボール、キッチンの隅などが選ばれやすいのです。
ゴキブリがよく卵を産む場所として、キッチンのシンク下や冷蔵庫の裏、ダンボールの中などが挙げられます。
ゴキブリはじゃがいもも好き?
ゴキブリは玉ねぎだけでなく、じゃがいもも好む傾向があります。
どちらもキッチンでよく使われる野菜で、ゴキブリを引き寄せる匂いや成分を持っているため、注意が必要です。
ゴキブリは雑食性で、栄養価の高いものや匂いの強いものに特に反応します。じゃがいもはでんぷんや糖質が豊富で、ゴキブリにとってエネルギー源となります。
特に、じゃがいもの皮や調理後の残渣は、ゴキブリが食べやすい柔らかさを持っています。
常温保存されることが多い玉ねぎやじゃがいもは、ゴキブリにいいエサになるでしょう。
これらの野菜をそのまま放置すると、ゴキブリにとって「ごちそう」が用意されているようなものなのです。
冷蔵庫での保存や密閉容器を使うことで、こうしたリスクを減らせます。
ゴキブリは玉ねぎだけでなく、じゃがいもも好むため、キッチンでの保存方法には気をつけましょう。

ゴキブリが嫌いなもの
基本的にゴキブリは髪の毛でもダンボールでも、何でも食べるために嫌いな食べ物はないと言っていいでしょう。
あえて言うなら、ハッカ油やクローブ、ローズマリーなどのハーブの匂いを苦手とされています。
中にはハッカ油を水で薄めてスプレーしたり、ハーブを小袋に入れて部屋の隅に置いたりする人もいます。
しかしあまり効果はないでしょう。
というのも濃く精製した精油でないと、忌避効果は薄いと言われています。
また、危険がないと分かると慣れてしまいます。
ゴキブリに対して忌避効果が高いのは、ゴキジェットなどに含まれている殺虫成分であるピレスロイド系薬剤と言われています。
ピレスロイドは殺虫効果とともに、忌避効果もあるのです。
kinchoのゴキブリがいなくなるスプレーはピレスロイド系薬剤が含まれているので、ゴキブリ忌避におすすめの製品となっています。
ゴキブリはなんでも食べるので、進入を塞ぐには物理的に進入路を塞ぐか、専用の薬剤を使用したほうがいいでしょう。
ゴキブリが食べる生き物
ゴキブリは雑食性の昆虫で、生き物を食べることはまれですが、特定の状況では他の昆虫や小さな生き物を捕食することがあります。
主に死んだ虫や動物の残骸を食べる傾向がありますが、生きている獲物を襲うケースも存在します。
弱ったハエや動きの遅い幼虫がターゲットになることが多く、ゴキブリは素早く近づいて顎で噛み砕きます。
さらに、ゴキブリ同士で共食いするケースも報告されています。
食料が極端に少ない環境では、弱った個体や死んだ仲間を食べることがあり、これは生存競争の一環と考えられます。
ペットの飼育環境では、ゴキブリが小さなミールワームやコオロギの幼虫を襲う様子が観察されることもあります。
ゴキブリは玉ねぎの皮の匂いに寄ってくるのか
当然、キッチンに放置された玉ねぎの皮はゴキブリを呼び込む可能性が高いです。

ゴキブリはたまねぎが好き?まとめ
記事のポイントをまとめます。
- ゴキブリは玉ねぎのアリシンに引き寄せられる
- 玉ねぎの匂いはゴキブリの食欲を刺激する
- 玉ねぎは水分と糖分でゴキブリに魅力的
- ベランダに玉ねぎを吊るすとゴキブリが寄る可能性がある
- 玉ねぎの腐敗はゴキブリをさらに引き寄せる
- 冷蔵庫の野菜室はゴキブリ対策に有効
- 密封容器で玉ねぎを保管すると匂いが抑えられる
- 常温保存はゴキブリのリスクを高める
- ゴキブリは玉ねぎに卵を産み付けない
- じゃがいももゴキブリが好む野菜である
- ゴキブリはハッカ油やハーブの匂いを嫌う
- ピレスロイド系スプレーはゴキブリの忌避に効果的
- ゴキブリは死んだ虫を食べてタンパク質を補給する
- 玉ねぎの皮もゴキブリを呼び込む可能性がある
