ゴキブリ対策として広く使われているゴキブリホイホイですが、「逆に増えるのでは?」や「逆効果なのでは?」と不安に感じている方も多いのではないでしょうか。
実際に、設置後にゴキブリが捕まらない場合や、逃げ出すことがあるのかも気になるところです。
本記事では、ゴキブリホイホイの効果を最大限に引き出す方法や、逆効果にならないための設置場所、そして適切な処理方法まで詳しく解説します。
ぜひ参考にしてください
この記事で以下のことが分かります。
ポイント
- 効果的な設置方法とゴキブリを逃がさないポイント
- ゴキブリホイホイの処理方法や捨て方
- ブラックキャップとの違いとおすすめの使い分け
ゴキブリホイホイは逆効果?
- ゴキブリホイホイを設置すると逆に増える?逆効果?
- ゴキブリホイホイから逃げ出すことはある?
- ゴキブリホイホイの有効期限は?
- ゴキブリが捕まらない時はどうする?
- 処理が怖い人向けのゴキブリホイホイの捨て方
- ゴキブリホイホイに毒性はある?
- ゴキブリホイホイにかかったゴキブリの死因
ゴキブリホイホイを設置すると逆に増える?逆効果?
ゴキブリホイホイを設置すると、逆に外からゴキブリを引き寄せるのではないかと心配される方もいらっしゃいます。
しかし、適切に使用すれば、ゴキブリホイホイがゴキブリを増やす原因にはなりません。
むしろ、効果的な捕獲手段として活用できます。
ゴキブリホイホイは、内部に設置された誘引剤の香りでゴキブリをおびき寄せ、粘着シートで捕獲する仕組みです。
この誘引効果は主に設置場所周辺のゴキブリに作用し、屋外から新たなゴキブリを引き寄せるほど強力ではありません。
そのため、屋内に潜んでいるゴキブリを効果的に捕獲することが期待できます。
具体的な使用例として、キッチンのシンク下や冷蔵庫の裏、バスルームの隅など、ゴキブリが好む暗く湿った場所に設置すると効果的です。
また、食料品を保管している場所やゴミ箱の近くにも配置することで、ゴキブリの活動エリアをカバーできます。
ただ、ゴキブリホイホイは捕獲したゴキブリをちゃんと処理しなければなりません。
ゴキブリを見たくない人には処理する時に苦痛になります。
結論として、ゴキブリホイホイは適切に使用すれば、ゴキブリを効果的に捕獲する手段となります。
一般家庭でよく見つかる大きなゴキブリはクロゴキブリと言います。
クロゴキブリが餌を感知する範囲はせいぜい数メートル程度なので、誘引剤が原因で外から家にクロゴキブリが来ることはまずないでしょう。
同じくブラックキャップなどの毒餌も、外からクロゴキブリを引き寄せてしまうと心配される方もいますが、まずありえないです。
なお飲食店でよく見られるチャバネゴキブリは繁殖力が非常に強いため、ゴキブリホイホイぐらいでは駆除できません。
もし家で繁殖してしまった場合は業者にお願いしたほうがいいかもしれません。
ゴキブリホイホイから逃げ出すことはある?
ゴキブリホイホイの粘着成分は非常に強力で、通常の状態でゴキブリが接触すれば、簡単に逃げ出すことはできません。
もしゴキブリがゴキブリホイホイから逃げ出すことがあるなら、以下のような原因が考えられます。
粘着紙の汚れ
設置後にホコリやゴミが粘着シートに付着すると、粘着力が弱まります。
特にキッチンやリビングなど、人の出入りが多い場所では、ゴミがたまりやすいため注意が必要です。
すでに他のゴキブリが捕獲されている
すでに別のゴキブリが粘着シートに捕まっている場合、その上を歩いたゴキブリが運よく粘着部分に触れずに抜け出してしまう可能性があります。
ゴキブリの体表がヌルヌルしていた
ゴキブリが油や水の上を歩いた直後にゴキブリホイホイに入った場合、粘着剤がうまく付着せず、逃げられてしまうことがあります。
特に、キッチン周りの油汚れや浴室付近の水分には注意が必要です。
粘着シートの剥離紙をはがし忘れた
設置時に粘着面の保護シートをはがし忘れると、当然ながら捕獲効果が発揮されません。
意外と見落としやすいミスなので、使用前に確認することが大切です。
粗悪品を使用した
メーカー品ではなく、安売りや通販などで販売されている品質の低い粘着トラップの場合、粘着力が不足していてゴキブリが逃げ出すケースもあります。
信頼できるメーカーの製品を選ぶことが重要です。
たくさん仕掛けていると、粘着シートのはがし忘れなど初歩的なミスをしてしまうことが結構あります。
ゴキブリホイホイの有効期限は?
ゴキブリホイホイは未開封だと最低でも3年は持つと、メーカーが回答しています。
ただし開封後の有効期限は1ヶ月と短いので気を付けましょう。
【アース製薬Q&A】「ごきぶりホイホイ+」は設置してからどれぐらい使えますか。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
ゴキブリが捕まらない時はどうする?
ゴキブリホイホイを設置しても思ったようにゴキブリが捕まらないことがあります。
その場合、まずは設置場所を見直すことが重要です。
ゴキブリは暗く湿った場所を好むため、台所のシンク下や冷蔵庫の裏、風呂場の隅などに置くと効果が高まります。
通り道となる場所に設置することで、捕獲の確率が上がります。
さらに、食べ物のカスやゴミが放置されていると、ゴキブリはそこに集まってしまい、トラップにかかりにくくなります。
また定期的に掃除を行い、食べ残しや水分をこまめに拭き取ることで、ゴキブリが住みにくい環境を作れます
たくさん仕掛ければ、多少設置場所が悪くても引っかかってくれる可能性が増えます。
なので一度にたくさん仕掛けることをおススメします。
置き場所を忘れてもいいようにメモをしないとね
処理が怖い人向けのゴキブリホイホイの捨て方
ゴキブリホイホイを使用してゴキブリを捕獲した後、その処理に不安を感じる方も多いでしょう。
以下に、ゴキブリホイホイを安全かつ簡単に処理する方法を紹介します。
手袋
使い捨てのビニール手袋やゴム手袋を着用し、直接触れることを避けます。
手袋をすることで、衛生面でも安心です。
新聞紙
ホイホイを新聞紙で包み、ゴキブリが見えない状態にします。
トング、軍手、マジックハンド、割りばし
ネットで探したところ、ゴキブリホイホイを捨てる時に触りたくない人は、トング、軍手、100均のマジックハンド、割りばしなどを使って処分している方がいました。
これらの道具を活用することで、より楽に処理できるかもしれません。
トラップにかかったゴキブリホイホイ
トラップにかかったゴキブリはそのまま燃えるゴミに捨てて大丈夫です。
ゴキブリホイホイにかかったゴキブリが逃げ出すことはめったにないですが、ゴキブリホイホイに毒性はありません。
したがってトラップにかかったゴキブリは、生きている可能性もあるので、捨てる前に殺虫剤を吹きかけるとより安心です。
ゴキブリホイホイに毒性はある?
まず、ゴキブリホイホイの構造と成分について説明します。
この製品は、ゴキブリを誘引するためのエサ(誘引剤)と、捕獲するための粘着シートで構成されています。
アース製薬株式会社によると、誘引剤は魚粉、穀物、糖類など、食品にも使用される成分で作られており、殺虫成分は含まれていません。
また、粘着剤にも殺虫成分は含まれておらず、物理的にゴキブリを捕獲する仕組みとなっています。
【製品Q&A】ペットが「ごきぶりホイホイ+ 」の誘引剤を食べてしまったのですが大丈夫ですか。
万が一ペットが誤って誘引剤を食べてしまった場合でも、食品由来の成分であるため、大きな問題は生じにくいとされています。
しかし、粘着剤がペットの毛や皮膚に付着すると取り除くのが難しいため、設置場所には注意が必要です。
アース製薬株式会社は、粘着剤が手や髪の毛、ペット、衣服、床などについた場合、食用油で丁寧に拭き取り、石けんや洗剤を用いてよく洗うことを推奨しています。
結論として、ゴキブリホイホイは殺虫成分を使用せず、物理的にゴキブリを捕獲する安全性の高い製品です
特に、小さなお子様やペットがいる家庭でも安心して使用できます。
ゴキブリホイホイにかかったゴキブリの死因
ゴキブリホイホイに捕らえられたゴキブリは、最終的に死亡しますが、その主な死因は以下の通りです。
脱水症状
ゴキブリは水分がないと生存が難しく、捕獲後に水を摂取できない状態が続くと、脱水症状を起こし、数日以内に死亡します。
餓死
捕獲されたゴキブリは、食物を摂取できないため、時間の経過とともにエネルギー不足に陥り、最終的に餓死します。
窒息
ゴキブリは体の側面にある気門で呼吸していますが、粘着シートによりこれらが塞がれると、窒息に至る可能性があります。
ゴキブリホイホイは逆効果?おまけ
以下ゴキブリホイホイについてのおまけ情報を書いています。最後までご覧ください。
- ゴキブリホイホイとブラックキャップ、どっちがおすすめ?
- ゴキブリホイホイはコンビニで販売されている?
- ゴキブリホイホイの値段
- ゴキブリホイホイは逆効果?まとめ
ゴキブリホイホイとブラックキャップ、どっちがおすすめ?
ゴキブリ対策として知られる「ゴキブリホイホイ」と毒餌の「ブラックキャップ」、どちらを選ぶべきか迷われる方も多いでしょう。
結論から言うと、即効性を求めるなら「ゴキブリホイホイ」、巣ごと駆除したい場合は「ブラックキャップ」が適しています。
「ゴキブリホイホイ」は、粘着シートでゴキブリを捕獲する装置です。
設置した場所にいるゴキブリを直接捕らえるため、目に見える効果が得られます。
特に、薬剤を使用したくない環境や、小さなお子様やペットがいる家庭での使用に向いています。
ただし、捕獲できるのは設置場所周辺のゴキブリに限られ、巣全体の駆除には至らない点がデメリットです。
また、捕獲したゴキブリの処理が苦手な方には負担となるかもしれません。
一方、「ブラックキャップ」は毒餌剤で、ゴキブリが餌を食べることで駆除効果を発揮します。
餌を食べたゴキブリが巣に戻り、他のゴキブリや幼虫、卵にも影響を及ぼすため、巣ごと一掃することが可能です。
設置後、約1年間効果が持続するため、長期的な対策として有効です。
ただし、効果が現れるまでに時間がかかる場合があり、即効性を求める場合には不向きかもしれません。
また、「ブラックキャップ」は毒餌を使用しているため、小さなお子様やペットが誤って口にしないよう、設置場所に注意が必要です。
最終的には、即効性を重視するなら「ゴキブリホイホイ」、巣ごと駆除して根本的な解決を目指すなら「ブラックキャップ」と、目的や環境に応じて使い分けることをおすすめします。
また、両者を併用することで、より効果的なゴキブリ対策が可能となります。
管理人はゴキブリホイホイを処分するのが苦手なのでブラックキャップの方が好きですね
勝手に死んでくれて助かります。
でも毒餌食べて死んだ死骸がどこにあるのか分からなくなっちゃうのが嫌だなぁ。
トラップなら死骸を処理できるからそういうことはないよね。
屋外用のブラックキャップで侵入される前に殺虫してしまえば大丈夫ですよ。
ゴキブリの季節が来る前にあらかじめおいておきましょう。
ゴキブリホイホイはコンビニで販売されている?
ゴキブリホイホイは、多くのコンビニエンスストアで販売されています。
特に、セブンイレブン、ローソン、ファミリーマートなどの大手チェーンでは、生活用品コーナーに常備されていることが多いです。
そのため、夜間にゴキブリを見つけた際でも、近くのコンビニで手軽に購入できます。
ゴキブリは季節を問わず出現する可能性があり、特に夏場には活動が活発化します。
そのため、消費者の緊急需要に応えるため、コンビニエンスストアではゴキブリ駆除用品を取り扱っています。
また、ゴキブリホイホイは粘着シートで捕獲するタイプで、薬剤を使用しないため、小さな子供やペットがいる家庭でも安心して使用できます。
例えば、ファミリーマートでは、ゴキブリホイホイや殺虫スプレーなどの害虫対策グッズが販売されています。
これにより、夜間にゴキブリを見つけても、すぐに対策用品を入手することが可能です。
また、セブンイレブンやローソンでも同様の商品が取り扱われており、生活用品コーナーで見つけることができます。
しかし、コンビニで販売されているゴキブリホイホイは、ホームセンターやドラッグストアと比較して価格が高めに設定されている場合があります。
また、季節や店舗の在庫状況によっては取り扱いがない場合もあるため、確実に入手したい場合は事前に確認することをおすすめします。
総じて、ゴキブリホイホイは多くのコンビニで取り扱われており、緊急時には便利に利用できます。
ゴキブリホイホイの値段
ゴキブリホイホイは、手頃な価格で購入できる効果的なゴキブリ捕獲器です。
販売店やセット内容によって価格は異なりますが、一般的には数百円から千円程度で入手可能です。
例えば、Amazon.co.jpで「ごきぶりホイホイ」は、5セット入り465円でされています。
また、ヨドバシカメラでは同商品の価格が412円(税込)となっています。
さらに、楽天市場では「ごきぶりホイホイ+ 5セット×2個パック」が877円で販売されています。
ただし、販売店や地域、購入時期によって価格が変動する場合があります。
また、同じ商品でもセット内容やパッケージによって価格が異なることがあるため、購入前に確認することをおすすめします。
総じて、ゴキブリホイホイは手頃な価格で購入できる効果的なゴキブリ捕獲器です。
価格は販売店やセット内容によって異なりますが、一般的には数百円から千円程度で入手可能です。
ゴキブリホイホイは逆効果?まとめ
記事のポイントをまとめます。
- ゴキブリホイホイは適切に使えば逆効果にはならない
- 誘引剤の効果は設置場所周辺に限られ、外部から呼び寄せるほどではない
- 設置場所を誤ると効果が薄れ、ゴキブリが捕まらないことがある
- ゴキブリが逃げ出す原因には粘着シートの汚れや劣化が関係する
- すでに他のゴキブリが捕獲されていると逃げやすくなる場合がある
- ゴキブリホイホイには毒性がなく、ペットや子どもがいても安心
- 捕獲されたゴキブリの死因は脱水症状、餓死、窒息などが考えられる
- 期限は未開封なら3年、開封後は1ヶ月が目安
- 処理が怖い人は手袋や新聞紙を使い、殺虫剤をかけると安心
- ゴキブリホイホイとブラックキャップは用途に応じて使い分けるべき
- 即効性を求めるならゴキブリホイホイ、巣ごと駆除したいならブラックキャップ
- 設置場所のメモを取ると効果的に管理できる
- コンビニでも販売されているが、価格はやや高めのことが多い
- 安価な粗悪品は粘着力が弱く、効果が薄れる可能性がある
- 設置前に粘着シートの剥離紙を剥がし忘れないよう注意する