
こんにちは、ゴキブリブログのたつやです。
壁にいたゴキブリが急に羽を広げると、思わず身構えてしまいますね。でも、すべてのゴキブリが飛べるわけではありません。
クロゴキブリの成虫は飛べますが、チャバネゴキブリは羽があっても飛べない種類です。
飛びやすさには種類や性別、成長段階、周囲の環境が関係します。
この記事では、飛ぶ条件と種類ごとの違い、飛んできたときの対処を紹介します。
あなたが落ち着いて対応できるよう、窓やベランダでの予防も押さえていきましょう。
- 飛ぶゴキブリと飛ばない種類の違い
- 飛行に関係する環境や成長段階
- 飛んできたときの安全な対処方法
- 窓やベランダからの侵入を防ぐ方法
飛ぶゴキブリと飛ばない種類
羽の有無だけでは、飛べるかどうかは判断できません。家や建物で見かける代表的な種類を比べてみましょう。
| 種類・成長段階 | 飛行能力 |
|---|---|
| クロゴキブリの成虫 | オス・メスとも飛ぶことがある |
| チャバネゴキブリの成虫 | 羽はあるが飛べない |
| ワモンゴキブリの成虫 | オス・メスとも飛ぶことがある |
| ヤマトゴキブリの成虫 | オスは飛べるが、羽の短いメスは飛べない |
| ゴキブリの幼虫 | 飛行に使える羽がなく飛べない |
クロゴキブリは飛べる

クロゴキブリは、一般住宅で見かける黒褐色の大型種です。
成虫には飛行能力があり、屋外から飛んでくることもあります。
高い場所から下へ滑るように移動するだけでなく、羽ばたいて飛ぶことも可能です。
ただし、いつも飛んで移動するわけではなく、床や壁を走る姿もよく見られます。
チャバネゴキブリは飛べない

チャバネゴキブリは小型の黄褐色で、頭のすぐ後ろに黒い縦線が2本あります。
オスもメスも羽を持ちますが、飛んで移動する種類ではありません。
ただし、見た目がそっくりなモリチャバネゴキブリは飛翔することができます。
こちらは屋内で繁殖することがない無害なゴキブリです。

色だけでチャバネゴキブリと決めないことが大切ですね。
見分け方は日本のゴキブリの種類と特徴で紹介しています。
性別と成長段階でも違う

「飛ぶのはオスだけ」という説明は、ゴキブリ全体には当てはまりません。
クロゴキブリやワモンゴキブリはメスも飛べます。
一方、ヤマトゴキブリのメスは羽が短く、飛べないという違いがあります。
また、幼虫には飛行に使える完成した羽がありません。
大きな幼虫でも、成虫になるまでは飛べません。
(参考:アサンテ「ゴキブリの種類と飛翔能力」)
ゴキブリが飛ぶ条件とタイミング
飛べる種類でも、毎回飛ぶとは限りません。
気温や活動時間、移動する場所などが関係します。
暖かい時期の夜は注意

クロゴキブリは暖かく湿った環境を好み、主に夜に活動します。
暖かい時期は移動する姿に遭遇しやすく、飛行による移動にも注意したいところです。
ただし、「気温が何度を超えたら必ず飛ぶ」という共通の境目はありません。
種類や個体の状態によって変わるため、室温だけで飛ぶかどうかを予測するのは難しいです。
湿度が高いだけで必ず飛ぶわけでもありません。
壁から飛ぶこともある

壁や家具の上にいる成虫が、そこから飛び立つことがあります。
近づけば必ず飛ぶわけではありませんが、無理に手を伸ばして追い回すと、動きを見失いやすくなります。
クロゴキブリは夜の灯りに飛来することもあります。
ただ、ゴキブリ全体が一様に光へ集まるわけではありません。
夜に窓を開けるなら、室内が明るいときほど網戸をきちんと閉めておきましょう。
スプレーをかけると、飛んできた!
壁に張り付いたのゴキブリに、ゴキブリ駆除スプレーを吹きかけると、飛ぶことがあります。
どう対処したらいいのでしょうか?
壁に沿うように噴射する

飛ぶ方向は壁に垂直方向です。
したがって壁に沿うように噴射すると、万が一飛んだとしても体に当たる確率を減らすことができます。
見失ったらむやみに噴射しない

ゴキブリの飛翔力は退化しており、カナブンのように飛び続けることはできません。
飛んだゴキブリは、家具の裏に逃げるでしょう。
その場合は、最後に見た場所を覚えておきます。
姿が見えないまま部屋中へスプレーをまくより、壁際などに粘着トラップを設置し、その後の出現を確認する方法が現実的です。
駆除できた個体は、紙などで回収して袋へ入れ、密封して処分してください。
幼虫を繰り返し見かけた場合、駆除業者へ相談することも考えましょう。
ごきぶりホイホイ
飛ぶゴキブリのよくある質問
Q1. ゴキブリが人に向かって飛ぶのは攻撃ですか?
A. あなたの方へ飛んだからといって、攻撃しているとは判断できません。移動方向が重なった可能性もあります。慌てて払い続けず、距離を取って着地した場所を確認してください。
Q2. ゴキブリが飛ぶと音はしますか?
A. 羽ばたきが近くで聞こえることはあります。ただ、音だけでゴキブリかどうかや種類を見分けるのは難しいです。音の大きさから個体数も判断できません。
Q3. 小さな虫がぴょんぴょん跳ねたらゴキブリですか?
A. 跳ねたという情報だけでは判断できません。短い飛行や落下が跳躍に見える場合も、別の虫の場合もあります。安全に確認できる範囲で、体の形や羽、触角などを見てください。
Q4. 何度も飛ぶゴキブリは特別な種類ですか?
A. クロゴキブリなど、身近な種類でも飛ぶことがあります。飛ぶ回数だけで珍しい種類とは判断できません。見た目と見つけた場所を合わせて確認しましょう。
まとめ
飛ぶかどうかは、種類・性別・成長段階で違います。クロゴキブリの成虫は飛べますが、チャバネゴキブリや幼虫は飛べません。
飛んできたら、まず距離を取り、着地してから製品表示に従って対処してください。予防では、網戸やサッシの隙間を確認し、必要に応じて通り道へ薬剤を使うことが基本です。飛行への不安だけに目を向けず、家に入れる隙間を減らしていきましょう。